自ら考える力が強まる

「物事をよく考える子に育てる」という教育方針を掲げており、先生はよく問いかけをします。そろばんや知育の一つである「よい子のテスト」も通して、自ら考える力を強めていきます。

礼儀と感謝の重要性を学ぶ

月に2回ほど、年長さんはお作法の時間を過ごし、心地よい所作を学びます。普段の生活では先生がお手本のように「ありがとう」と伝えており、社会で必要な礼儀と感謝の重要性を学びます。

チャレンジを楽しいと感じる

ハーモニカや英語に加え、数字に関する問題などを解く「よい子のテスト」や、運動会など、たくさんの取り組みで挑戦する心が伸びていきます。子どもたちはチャレンジする楽しさを何度も経験します。

感性と表現力が豊かに

一斉保育の制作の時間や音感とリズム感を養うハーモニカ、軽井沢寮に宿泊する合宿保育やお月見会、秋の遠足やかるた大会といった年間行事などを通して、感性と表現力が豊かになっていきます。

Q 私立幼稚園ですが、入園テストは行いますか？

A 子どもを選抜するようなことはしていません

初代理事長の「どの子も一緒。テストによる園児の選択はしない」という強い信念に基づき、長い歴史においてテストを行ったことは一度もありません。同じグループの荒川園舎と流山園舎も同様に入園テストはありません。 

Q 保護者が参加する行事を教えてください。

A 土日開催の作品展や運動会などがあります

なるべく多くのご家族の方に参加していただくために、入園式、年2回の作品展、運動会、音楽会、お遊戯会、卒園式は土曜日か日曜日の開催でスケジュールに組み込んでいます。春の遠足、七夕発表会、保育参観は平日に行います。

• 保護者は学園を信頼し、学園の教育活動を理解し協力する
• 保護者同士は、互いに尊重しあい融和に努める
• 保護者は学園職員の職務を理解し、節度ある応接をする

世相の変化とともに教育現場も変わってまいりました。従来の常識が常識でなくなり、子どもたちへの保育環境も満足のいかないものとなっている現実があります。公立小学校や、他の幼稚園では子どもたちが健やかに成長するのにふさわしくない環境が問題になっているところもあります。

幸い、黒川幼稚園ではそのようなことは過去にも、現在にもありません。今後も、黒川幼稚園は保護者の皆様方のご理解とご協力を賜り、理想的な教育を目指す所存です。

教育機関としての幼稚園は、人間として最も大切な幼児期の保育を担う重責があります。しかし、現場の先生方は保護者の皆様方よりも年齢が下の場合が多く、敬意ある応接を受けないことも、まま、あります。

私たち職員も日頃より保育には謙虚に、真摯に携わる所存です。どうか、黒川幼稚園の保護者の皆様方におかれましては互いに仲良く、どの職員に対しても思いやりのある応接をお願いいたします。

子どもたちは一人ひとり、それだけで美しく個性的な存在です。まばゆいほどの輝きを持った子どもたちに、ことさらに髪を染めたり、異様な髪形を強要するのは黒川学園、黒川学院においては不適切です。その他、社会常識からあまりにかけ離れた行動をとられるご家庭には、学園から注意を促します。

注意が受け入れられない際は退園をしていただく場合もございます。黒川学園、黒川学院はどのご家庭、保護者の方にも不当な差別による入園拒否はいたしませんが、私たちの教育方針にご理解をいただけない場合は入園を拒否させていただきます。入れ墨や顔面ピアス等は教育現場にふさわしくありません。そのような方のお子さんは黒川学園、黒川学院の幼稚園には入園できません。

以上、子どもたちの教育現場においては「あたりまえ」と思われる心構えを記しました。

私たちの、未来あるお子さんの理想的な教育を、学園職員と保護者の皆様と一緒に築きあげたいと存じます。たとえ、他の教育現場でさまざまな問題が生じたとしても、黒川学園だけは違います。黒川幼稚園だけは、職員と保護者の皆様方が常に同じ方向を向いて、園児たちの健やかな成長を見守り続けたいと、切に望んでおります。

保護者の皆様方におかれましては学園の主旨をご理解いただいて、重ねてご協力をお願い申し上げる次第です。